押し付けられて、お相撲さんと一緒

一週間の休みを経て行った学校はやっぱり嫌いでした。
ですが、本日は新しい課題の説明なので行かないわけにはイケナイのです。
どうやら次のプロジェクトはグループでの作業らしく、チャリティーのためのプロダクトをデザインするといったものです。
クライアントが実際いて、コンペティションに勝てばそのデザインは商品化販売されるということもあって皆かなり本気なモードなのですが、これがわたしにとっては苦痛以外のなにものでもないのです。
わたしがこのプロジェクトに意欲的になれない理由は、クライアントの思想を反映させなければならないといった点にあると思います
「現代アートにおいてその意義はモノの素晴らしさよりも作品に盛り込まれている思想や哲学であり、プロセスがどれだけ結果に反映されているか」などというのは造り手のためにあり、わたしはそれになるべくここにいるわけで作り手になるためにデザインをしたいわけではないのにクライアントに思想を押し付けられるのはウンザリなのです
それは日本ですればいい、日本人のわたしにとって日本は生活がある場所で生活のために仕事をしなければいけない場所。
自分の中に込み上げる何かを創造したくてここにきているのに、誰かのためでも何かのためでもなく自分のためにモノを造ろうとしているのに
それなのに押し付けがましく思想を反映してみろ！などとたかがバンダナ（商品）という餌をちらつかされたところでどうしてわたしが喜んでデザインできましょうか
そういうことなので
今、わたしはやる気満々汗びっしょりのお相撲さんに囲まれているような気分なのです
だああああああああああ